コラム208号 掲載

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◎ メンタルヘルスのセルフケアの勘所
  
労働安全衛生法の改正により、労働者数が50人未満の事業場もストレスチェック制度の実施が義務化(令和10年頃施行予定)されたことにより、ストレスチェック制度に係るご相談やご質問が多く寄せられています。
 小規模事業場では、「そもそもストレスチェックとは?」「会社が費用を負担するのに、結果は会社に来ないの?」「実施する意味・効果は?」など、様々な疑問点や心配事があるのではないでしょうか。
ストレスチェックは、労働者のメンタルヘルス不調の未然防止のために実施するもので、「労働者自身のストレスへの気付きを促し、セルフケアを進めること」を一義的な目的に位置付けています。
また、労働者数が50人以上の事業場など、既にストレスチェック制度を実施している事業場でも、「ストレスチェックを実施してはいるが果たして意味はあるのだろうか…」「より効果的なものにするにはどうすれば良いか…」などのお悩みを持つことがあると思います。
 職場の心の健康づくりを推進するためには、労働者自身がストレスに気づき、これに対処するための知識、方法を身につけ、それを実施することが重要です。ストレスに気づくためには、労働者がストレス要因に対するストレス反応や心の健康について理解するとともに、自らのストレスや心の健康状態について正しく認識できるようにする必要があります。
 「セルフケアが重要なことは理解しているけど、実際に会社内でセルフケアを推進することは難しいよね…」などのお悩みを持つ事業場の皆さま、当センターでは、1月19日(月)に「セルフケアで職場を元気に! ~自分と仲間を守るメンタルヘルス~」研修を開催します。
 ロールプレイ方式で行う研修は、職場で役立つセルフケアの基本と実践方法、風通しの良い職場環境づくりのヒントが得られ、確実に受講者の皆さまの経験値となります。
多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

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