コラム210号 掲載

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◎産業保健スタッフにマッサージ師~癒やしの時間が従業員に好評~

 皆様は、労働者健康安全機構が発行する情報誌『産業保健21』をご存じでしょうか。
 この季刊誌は、産業医、産業看護職、衛生管理者のニーズに応える実践的な情報を無料でお届けする専門誌です。定期発送も随時受け付けていますので、ご興味のある方はぜひ当センターへお問い合わせください。
 昨年10月号(No.122)の「インタビュー 産業医に聞く」にて「産業保健スタッフにマッサージ師 癒やしの時間が従業員に好評」という興味深い記事が掲載されました。
 この記事では、「産業保健スタッフとしてマッサージ師(はり師、あんまマッサージ指圧師)を雇用していること」「全社ではマッサージ師が5人いること」「約20年前から採用していること」「癒やしの時間として従業員の評判もよいこと」「マッサージによって作業効率が上がる(プレゼンティーイズムの改善)という効果があること」「肩こりや腰痛の治療だけでなく、メンタルヘルス不調の発見にもつながっていること」といった効果が丁寧にまとめられています。
 記事を読みながら、思わず「社内にマッサージ師がいるなんて羨ましい。自分も癒やされたい。でも大企業じゃないと無理だよね」と感じました。
 ところが先日、ある会議で岩手県内に本部を置く社会福祉法人の方から、思いがけない話を伺いました。「整骨院の先生に月2回来社いただき、腰痛予防のチェックや施術を行っている」というのです。社会福祉施設では「腰痛は職業病」という言葉をよく聞きます。この社会福祉法人でも腰痛の予防、福利厚生の一環としてこの取り組みを行っているそうです。
 柔道整復師やマッサージ師の雇用は難しくとも、月に数回の来社であれば、多くの企業で実現可能な取り組みかもしれません。この法人でも従業員からの評判はとても良いそうですので、費用対効果は大きいのではないでしょうか。
 他社の成功事例は、自社の産業保健活動に大きなヒントを与えてくれます。
 今後もこうした取り組みを共有し、多くの皆さまに役立てていただければ幸いです。

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