コラム139号 掲載

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27年前になります、平成5年(1993年)の米の不作を覚えている方はどれだけいらっしゃるでしょうか。

当時、農業に携わっていた方、その関連で仕事をされていた方、米の消費者、その記憶の在り方も様々だと思いますが、当時のことを思い出すとき、「「米は売っていますか」と聞いた方は他県ナンバーの自動車に乗っていた」と県内のこととして報じられたことを思い出します。
当時、転勤が頻繁にある職場に勤めていた私は、無頓着に転勤の方は?と思ったものでした。

今回、新型コロナウイルス感染症の状況下、同様のことが起きているようです。
先日、スーパーでの買い物でレジ袋に品物を入れようとしたところ、布巾がないことに気が付きました。手指が乾燥している身にとっては戸惑ったところですが昭和の時代のように手提げ袋をもって買い物に行く習慣を取り戻さなければいけないようです。

そう思って新しい生活様式を読み返すと、昭和の時代はそうなっていたなーと感じることもあります。

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