コラム216号 掲載

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 夏。夏と言えばスイカ、皆が好きな果物です。しかし、果物ではなく、西瓜は字のごとく野菜に分類され、キュウリやカボチャと同じウリ科です。でも無類のスイカ好きである私にそんなことは関係なく、見かければ必ず買う夏の嗜好品です。
 そんなスイカですが、熱中症にとても効果的です。水分が約90%以上と豊富で、天然のスポーツドリンクとも言われており、熱中症予防や水分補給に最適です。
 スイカが熱中症に良い理由は、水分、糖分、塩分をバランス良く含み、体の余分な熱や水分を逃がしてむくみを軽減するカリウムや血流促進や疲労回復に働くシトルリンといった熱中症対策に有効な成分が豊富に含まれているからです。また、抗酸化成分(紫外線から肌を守るリコピン、粘膜や視力の維持に役立つβカロテン、免疫強化のビタミンC)やビタミンB6、パントテン酸、クエン酸などの疲労回復や代謝アップに役立つ成分も含まれています。
 さらに、他の熱中症対策食材と組み合わせることで、より効果的な熱中症対策が期待できます。例えば、塩分補給には梅干し、カリウム補給にはバナナなど、様々な食材を組み合わせることで、よりバランスの良い栄養摂取が可能になります。
 気温が高い時間帯や作業後など体内の水分や電解質が失われやすい状態の時にスイカを摂取すると効率的に水分や栄養素を補給できますので、適したタイミングで食べて熱中症を予防しましょう。

副所長 菊池和仁

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