コラム第108号 掲載

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 先日、本屋さんに行ったら、もう来年のカレンダーや手帳が売られていました。1年は早いですね。

 ところで、皆さんは手帳をお使いでしょうか。仕事のスケジュール管理はパソコンでしていらっしゃる方も多いかと思いますが、そのような方でも手帳はお使いなのではないでしょうか。
 私も手帳を使っていますが、使い慣れているということもあり、毎年同じメーカーの同じタイプの手帳を使っています。

 私が使っている手帳のメーカーでは、毎年身近な名言・格言のコンクールを開催していて、その受賞作が手帳の奥付けにはさみ込まれているのですが、それがなかなか素晴らしい。
「努力したら、できるように産んである」
 これは投稿者が高校受験を前に、母親に「なんでもっと頭良く生んでくれなかったのかなぁ」と言った際に母親から言われた言葉なそうです。

 また、明日、おばあちゃんの家に新幹線で行くという日に、5歳の子が日記に書いたという
「きょうは、あしたがたのしみです」
 というようなホッコリさせられる作品とか、学生時代に悩んでいたときに友人から言われたという
「お前、一年前の悩み言える?」
 など、なるほど〜と思うものなどさまざまあります。

 最近のもので気に入っているのは、
「おはなしのきれいなひとだったね」と
「本当にいいものは、みんなタダでできているね」でしょうか。

 おはなしのきれい…は、言葉遣いが丁寧な友人が帰った後で、3歳の娘さんが言った言葉なそうです。
本当にいいもの…は、朝の澄んだ空気とか、夕焼けの美しさとか、家族の笑い声だとか、元気をもらえるものって、タダでできているね、ということのようです。

 職場での「おはよう」の挨拶や「ありがとう」「お疲れ様」「元気?」「疲れてない?」などの声掛けもタダです。その一言で、職場の雰囲気や人間関係が良くなると考えれば、これほど安い職場環境改善策はないのかもしれません。
 ちなみに、当センターが行なう支援事業も無料です…。

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