コラム121号 掲載

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 秋も深まって来ました、というか、既に立冬も過ぎて暦の上では冬でしたね。
 昔は秋も深まってくると、あちらこちらの田んぼでもみ殻を焼く煙が立ち上っていました。
 農道を車で走っていると、この煙で全く前が見えなくなることもあり、ヒヤッとする場面もあったものですが、農業に無関係であった私などは「もみ殻を焼くのもいいけど、もう少し道路から離れた場所で焼くとか、少しは道路を通行する側にも配慮しろよなぁ」などと思ったりしたものでしたが、いまでは見ることもなくなりましたね。

 今の社会において配慮を求められている煙と言えばタバコでしょうか。
 健康増進法については、本年、受動喫煙防止について大幅に改正されましたが、皆さん、その中身についてご理解いただけていますか?
 ニュースなどでは、公共施設は建物内禁煙だとか、医療機関や学校は敷地も含めて禁煙だとかいわれていますが、では、労働の場ではどうでしょう。

 労働安全衛生法では、健康増進法の改正に先駆けて平成27年に受動喫煙の防止について事業者の努力義務としていますので、すでに対策を講じられている企業も多くあろうかと思いますが、一方で、事業場における受動喫煙防止対策について「業種によって異なるの?」とか「いわゆるオフィスビルに入居している事業場ではどうするの?」とか、「うちの会社の喫煙室って近くに行くとタバコ臭いんだけど、こんなんでいいの?」など疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
 また、最近増えてきている加熱式タバコにおける有害性などについてもよく解らない点もありますよね。

 事業場における受動喫煙防止対策については、厚生労働省で様々な支援事業を行なっています。
 厚生労働省が直接実施している支援としては「受動喫煙防止対策助成金」があります。
 また、「受動喫煙防止対策の技術的な相談(無料)」「周知啓発のための説明会の開催(無料)」「企業・団体の会合への講師派遣(無料)」などもあり、これらについては厚生労働省からの委託事業で一般社団法人日本労働安全衛生コンサルタント会が事業場支援を行っています。
 これら支援事業のうちの周知啓発のための説明会について、来たる12月14日(金)13時30分から、盛岡市にある一般社団法人岩手県医師会館において開催されます。
 説明会では、受動喫煙による健康への影響のほか、法規制の内容や今後の行政の展望、実際に事業場で取り組まれた受動喫煙防止対策の好事例なども紹介されます。
 参加は無料ですので、是非、足を運んでいただければと思います。

 職場の受動喫煙防止対策に係る説明会の開催のお知らせ
 URL:https://www.iwates.johas.go.jp/categoryslug-03-training/2337/

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