〓〓★☆〓〓★☆〓〓★☆ ≪ コラム ≫ ☆★〓〓☆★〓〓☆★〓〓
◎いよいよ【理学療法士による転倒災害防止のための支援(健康測定・チェック、実技指導・運動アドバイス等)】のサービスがスタートします!
ここ数年、全国のさんぽセンターでは、仕事中の転倒災害や腰痛などの労働災害防止に向け、理学療法士や健康運動指導士などの専門家が事業場を訪問し、運動指導に係るサービスを提供していました。
いよいよ、この7月から岩手さんぽセンターでも、(一社)岩手県理学療法士会の皆様にご協力をいただき、運動指導に係るサービスを提供する体制が整いました。
全国の労働災害による負傷者数は年々増加しており、増加の要因には、労働者の高齢化による影響があると言われています。また、最も負傷者数が多い労働災害の種類は「転倒」なのですが、やはり「転倒は高年齢になるほど発生率が上昇する」というデータがでています(令和3年発生分のデータでは、男性は60歳代以上が20歳代の約3倍、女性は60歳代以上が20歳代以上の約15倍!)。
転倒災害は、段差に躓いたり、濡れた床で滑ったことなどにより発生する災害もありますが、平らな通路で「何もないところでつまづき」転倒する災害も多く発生しています。このような災害を防止するためには、床面や通路を改良する「ハード面」だけでなく、働く皆様の身体機能などの「ソフト面」の対策を進めることが重要です。
「高年齢労働者の労働人口の増加」がそのまま 労働災害の増加につながってしまうのは、とても残念なことです。働く皆様への運動指導は、健康の保持増進ばかりでなく、労働災害防止対策にも繋がる、とても有意義な取り組みです。
この支援を受けてみたいとお考えの皆様、是非当センターまでご相談ください。
- カテゴリ
- 月別
アーカイブ